スヌーカー玉の数は22個|連盟が21個と書く理由と153の衝撃
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スヌーカー玉の数は22個|連盟が21個と書く理由と153の衝撃

まな先生解説
こころ質問
すい要点整理

結論:スヌーカーの玉の数は22個(的球21個+手球1個)

A set of balls comprises of 15 Red balls, and one each of the following coloured balls: Yellow, Green, Brown, Blue, Pink, Black and a White.

(出典:WPBSA/IBSF Official Rules of the Games of Snooker and English Billiards, 2022)

各球の色と点数の一覧

球の色個数点数役割
白(手球)1個─打つ球。的球ではない
赤15個1点ポット後は台に戻さない
黄1個2点ポット後スポットに戻る
緑1個3点ポット後スポットに戻る
茶1個4点ポット後スポットに戻る
青1個5点ポット後スポットに戻る
桃(ピンク)1個6点ポット後スポットに戻る
黒1個7点ポット後スポットに戻る
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三角ラックに入れるのは15個だけ

なぜ「21個」と書かれるのか?日本スヌーカー連盟の記載を検証

なぜ「21個」と書かれるのか?日本スヌーカー連盟の記載を検証
  • 日本スヌーカー連盟(JSA)競技説明ページ(2026年時点):「21個のボールを使う」と記載
  • 神奈川県ビリヤード協会(KBA)ビリヤードの競技ページ(2026年時点):「21個のボール(1つの白色のキューボール、15個の赤色ボール、そして黒、ピンク、ブルー、ブラウン、グリーン、イエローの6つのカラーボール)を使います」と記載
注意

どちらの記載も「間違い」と断じるより、「手球を数えるか否かの基準が違う」と理解するのが正確です。ただし、内訳の合計と総数が食い違う説明をそのまま暗記すると、試験やクイズで答えを外します。必ず自分で「手球を含むか」を確認してください。

「的球21個」という言い方なら矛盾しない

あなたが答えるべき数はどれか(判定チャート)

  1. Q1:クイズ・検定・試験で「スヌーカーで使う球は何個?」と聞かれた
  1. Q2:ゲーム開始時に台の上に並んでいる的球の数を聞かれた
  1. Q3:三角ラックに詰める球の数を聞かれた

スヌーカーとポケットビリヤードの違いは?球数だけでなく球の直径も違う

キュースポーツ全競技 球数・球径 早見表

競技総球数(手球込)的球数球の内訳球の直径台サイズ最高得点/勝利条件出典
スヌーカー22個(的球21個)21赤15+カラー6+白152.5mm ±0.05mm12ft(プレー面3569×1778mm)147点(理論最大155点)WPBSA規則2022
6レッドスヌーカー13個12赤6+カラー6+白152.5mm12ft75点(18ポット)JSA/Six-red World Championship
スヌーカープラス(1959)24個23赤15+カラー8+白152.5mm12ft210点Snooker plus(1959年考案)
エイトボール16個15的球15+手球156.5〜57.2mm9ft8番を規定通りポットNBA競技規則2017
ナインボール10個9的球9+手球156.5〜57.2mm9ft9番をポットNBA競技規則2017
ローテーション16個15的球15+手球156.5〜57.2mm9ft合計120点の過半(61点)NBA競技規則2017
イングリッシュビリヤード3個─白2+赤152.5mm12ft得点制WPBSA規則2022
スリークッション3個─白・黄・赤61.5mm大台規定点数先取ビリヤードボール規格
四つ玉4個─手球2+赤球261.5mm大台規定点数先取ビリヤードボール規格
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※スヌーカー行の「22個(的球21個)」の併記が、前章で扱った「21個表記」の由来です。

  • 球は流用できません。 スヌーカー52.5mm、ポケット57.15mm、キャロム61.5mm。約4.6mmの差はポケット幅・ラックサイズ・スポット位置のすべてと噛み合わないため、自宅のポケット球でスヌーカーの真似はできません。
  • キューも別物です。 スヌーカー用キューの先角(タップ径)は概ね9〜10mm、ポケット用は11〜13mmが一般的です。57.15mmの球を前提にした太い先角で52.5mmの小球を撞くと、狙点がずれてミスキューやカーブの原因になります。初回はハウスキューを借りてください。
  • 台の広さが桁違いです。 WPBSA公式規則 Section 1, Rule 1(a)によると、スヌーカー台のプレーエリア(クッション面内)は3569mm×1778mm(11ft8½in×5ft10in、公差±13mm)。9フィート台の約1.8倍の面積を、より小さい球で狙うことになります。
注意

「ビリヤードができるからスヌーカーもすぐ入れる」とは考えないでください。ポケットが狭く球が小さいうえに距離が長いため、同じ厚みでも許容誤差が大幅に小さくなります。最初の1時間は入らなくて当然です。

補足

「ビリヤードの玉の数」を広く問われた場合、単一の答えはありません。エイトボールなら16個、ナインボールなら10個、スリークッションなら3個、四つ玉なら4個です。競技名とセットで覚えるのが確実です。

スヌーカーのルールと点数(色別)はどう決まる?

基本の進行手順

  1. 赤球を1個ポットする(1点獲得)。赤球は台に戻しません。
  2. カラーボールを1個指定してポットする(2〜7点獲得)。狙う色は自由に選べます。
  3. ポットしたカラーボールは元のスポットに戻される。
  4. 1〜3を繰り返す。赤球が台上にある限り、次は必ず赤球を狙います。
  5. 赤球が全部なくなったら、黄→緑→茶→青→桃→黒の順に低い点数から順番にポットしていきます(クリアランス)。
  6. このとき落としたカラーボールは戻さず、最後に黒を落としてフレーム終了です。

点数を最大化する「赤→黒」の考え方

注意

ファウルには最低4点が相手に加算されます。手球をポケットに落とす(インオフ)、指定球以外に最初に当てる、球を台外に飛ばすなどが対象です。関係した球の点数が4点を超える場合は、その点数が罰点になります(最大7点)。初心者は「入れる」より「ファウルしない」を優先すると勝ちやすくなります。

スヌーカーの147とは?155まで伸びる得点分解シミュレーター

(A) 147点の内訳:36ポットの積み上げ

ショット番号ポットした球単発点累積点
1赤①11
2黒78
3赤②19
4黒716
〜(赤→黒を繰り返し)〜〜
29赤⑮1113
30黒7120
31黄2122
32緑3125
33茶4129
34青5134
35桃6140
36黒7147
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(B) 155点:フリーボールで「16個目の赤」が生まれる

ショット番号ポットした球単発点累積点備考
1フリーボール(=16個目の赤)11★玉が1個増える瞬間
2黒78★ここまでで+8点
3赤①19通常の147ルートへ合流
4黒716
〜(赤→黒×15サイクル)〜〜
32黒7128赤15個すべて消化
33〜38黄→緑→茶→青→桃→黒27155最終クリアランス
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(C) 2026年3月20日、実戦で153点が出た

147を超えるプロ公式記録として史上最高。従来記録は2004年のジェイミー・バーネット選手による148点で、22年ぶりの更新となりました。この試合は5-0でオサリバン選手が勝利しています。

(出典:World Snooker Tour 公式ニュース, 2026年3月20日)

(D) 6レッド版なら最高75点

球数が違うスヌーカーの種類(6レッド・スヌーカープラス)

6レッドスヌーカー:球13個・最高75点

スヌーカープラス:球24個・最高210点

補足

スヌーカープラスは商業的には成功しませんでした。球数を増やせば面白くなるとは限らない、という歴史的な事例でもあります。現在の主流は15レッドと6レッドの2形式です。

日本でスヌーカー台に触れるには?東京4店・大阪1店という現実

設置実態(2026年8月時点・ビリヲカ掲載データ)

地域掲載店舗数スヌーカー台設置店内訳
東京都200店4店(計8台)スヌーカークラブ(荒川区)3台/ビリヤードローザ(豊島区)2台/147ビリヤードクラブ(新宿区)2台/バグース新宿 1台
大阪府140店1店(計2台)ビリヤード&スヌーカー センチュリー(池田市)2台
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注意

掲載データは更新時点のものです。訪問前に必ず店舗へ電話で「スヌーカー台は稼働していますか」と確認してください。台はあっても常設ではない、またはメンテナンス中というケースがあります。

22個の球に触れるための実践チェックリスト

  1. 検索方法を変える。 ビリヲカやPOOL BOOKなどのビリヤード場検索サイトで、都道府県を選んだうえで「スヌーカー台数順」に並べ替えます。「ビリヤード 近く」で探しても、スヌーカー台のある店はまず出てきません。
  2. 現実の少なさを先に把握する。 東京4店・大阪1店という前提で、移動時間を含めた計画を立てます。近隣にない場合は、遠征を1日行事として組むほうが確実です。
  3. 初回は6レッド(球13個)から始める。 15レッドは1フレームが長く、初心者だと1時間で終わらないことがあります。6レッドなら完走でき、赤→カラーの交互ルールが身体に入ります。
  4. 自分のキューは持ち込まない。 ポケット用キューの先角11〜13mmは、直径52.5mmのスヌーカー球に対して太すぎます。ハウスキュー(スヌーカー用)を借りてください。
  5. 自宅導入は最終手段。 12フィート台(385×205×85cm)はプロショップ セントラルで税込999,999円(2026年8月時点、為替により変動と明記)。設置には385×205cmの台本体に加え、キューを引くスペースが四方に必要です。現実的とは言えません。

専門家・公的情報の見解|どの数字を信じるべきか

  1. WPBSA/IBSF公式規則(2022年版) — 球の構成、直径52.5mm±0.05mm、1セット内の重量差3g以内、プレーエリア3569×1778mm(±13mm)まで条文で規定。数値の一次ソースです。
  2. 公益社団法人日本ビリヤード協会(NBA)競技規則(2017年) — ポケットビリヤードの球規格(直径56.5〜57.2mm、重量165〜175g)をWPA国際競技規定に準拠して規定。
  3. 日本スヌーカー連盟(JSA) — 国内の統括団体。競技普及の情報源として有用ですが、球数表記(21個)は手球を除いた的球ベースと解釈する必要があります。
  4. 一般の解説サイト・百科事典 — 概要把握には有用ですが、数値は必ず1〜2の一次情報で照合してください。

スヌーカーボールの直径は52.5mm、公差は±0.05mm。1セット内の重量差は3g以内。

(出典:WPBSA/IBSF Official Rules, Section 1, Rule 2(b), 2022年版)

補足

規則は改訂されます。本記事が参照しているのは2022年5月更新版です。競技会に出る予定がある方は、WPBSA公式サイトで最新版のPDFを確認してください。数値が変わることは稀ですが、手続き規定は更新されます。

やってはいけないNG対応|球数まわりでよくある間違い

  • NG1:内訳を言えないまま数だけ覚える。 「赤15+カラー6+白1」を言えれば、22個も21個も15個もその場で導けます。逆に数字だけの暗記は応用が効きません。
  • NG2:「147が最高得点」と言い切る。 理論最大は155点、実戦記録は153点(2026年3月20日)です。「赤15個で到達できる上限が147点」という言い方が正確です。
  • NG3:ポケットビリヤードの球やキューで代用しようとする。 球径が52.5mmと57.15mmで約4.6mm違い、ラック・ポケット・スポット位置のすべてが噛み合いません。
  • NG4:予約なしでスヌーカー台のある店へ行く。 東京でも4店8台しかありません。台が埋まっていれば待ち時間がそのまま無駄になります。
  • NG5:初回から15レッドに挑む。 1フレームが終わらず、ルールを体得する前に時間切れになります。6レッド(13個)から始めてください。
  • NG6:カラーボールを落として台に戻し忘れる。 赤球が残っている間、カラーは必ずスポットに戻します。戻し忘れは進行のやり直しにつながり、同席者にも迷惑がかかります。
注意

マナー面では、相手のショット中に台の周りを動かない、視界に入る位置に立たない、という点が特に重要です。スヌーカーは1ショットの集中度が高く、視界のノイズが直接ミスにつながります。ポケットビリヤード以上に厳格な競技文化がある、と考えておいてください。

まとめ|球数の答えと、次にやること

よくある質問

スヌーカーの玉の数は結局21個ですか、22個ですか?

ビリヤードの玉の数は何個ですか?

スヌーカーの点数は色ごとにどう決まっていますか?

スヌーカーの147とは何ですか?それが最高得点ですか?

スヌーカーとポケットビリヤードは何が違いますか?

初心者はどこでスヌーカーを体験できますか?

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スヌーカーラック競技規則得点