まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足
出典はWPA Rules of Play(2025年9月15日施行、2026年1月2日付PDF)とNBAルールブック2026年6月改訂版(JPBAサイト掲載PDF)です。どちらも2026年9月26日に原文を確認しました。カッコ内の番号は、WPAなら規則番号、NBAなら章・条・項です。リンク先は該当するPDFのページです。NBA規定は、主催者がルールの一部を変えて採用する場合があるとしています(第1章第4条)。筆者の実測や取材は含みません。
答えは「スクラッチ」:その後の処理は種目の章に書かれている
WPAとNBAで結論が分かれる4つの場面
| 場面 | WPA | NBA |
|---|---|---|
| 8ボールのブレイクでスクラッチ | 受ける側が「手前から手球フリー」か「台を現状で受ける」かを選ぶ(4.3(h)) | 手球はヘッドライン内(第12章第4条第5項) |
| 8ボールで3回連続ファウル | ルールなし(3.13) | ラック負け(第12章第7条第3項) |
| 3ファールを誰が告げるか | 審判が2回目で警告(3.13) | 種目で書き方が違う |
| 14-1の3回連続ファウル後の再開 | 再ラックして反則した側がブレイク | 受ける側が選ぶ |
※ヘッドストリング(WPA)とヘッドライン(NBA)は、どちらもブレイクで手球を置く側の線です。その手前を「キッチン」とも呼びます。ローテーションはWPA規則に章がないため、比較できません。
8ボールのブレイク:WPAには「現状で受ける」選択肢がある
3回連続ファウル:NBAは種目で宣告者の書き方が違う
NBAのローテーション:手球を受け取る前に宣言する
- 手球の選択肢を確認する:条文の選択肢は(a)現状と(b)ヘッドライン内への移動です。手球はポケットの中なので、(a)は事実上選べません。ただし、第11章にスクラッチを除くという文言はありません
- 最小番号の的球の位置を決める
- 両方をまとめて1回で宣言し、それから手球を受け取る
14-1:減点は同じ16点、再開を決める人が違う
- WPA 7.11:15球すべてを組み直し、ファウルカウントをゼロに戻します。そのうえで、反則した側がオープニングブレイクの条件で打ちます。受ける側に選択肢はありません
- NBA 第13章第8条第2項:受ける側が「ラックを組み直して相手にブレイクさせる」か「現状のまま打つ」かを選びます。残った盤面のまま続けることもできます



